食事

犬のご飯の時間と回数は?年齢・体型別の食事の注意点

犬の餌を与える際の注意点。最適な時間や回数

あなたは毎日愛犬に、どのタイミングで何回くらい、どれ位の量の餌をあげていますか?

適切なご飯の与え方は、犬の年齢や体重、犬種により異なります。

今回は、子犬、超小型犬、中〜大型犬、老犬に分類して「ご飯の回数」「量」「時間の間隔」ついて詳しく解説したいと思います。

ライフステージ別の注意点もご紹介していますので、愛犬にフードを与える際の参考にしてください!

ライフステージ・体型別の餌の与え方一覧表

ライフステージ・体型別の餌の与え方一覧表

ライフステージや体の大きさに合わせた「1日に与える餌の回数」「餌の時間」「餌の量」を一覧にまとめてみました!

ライフステージ
体型
子犬 小型犬
(成犬)
中、大型犬
(成犬)
シニア犬
1日の餌の回数 生後3ヶ月まで:4回
~6ヶ月:3回
7ヶ月以降:2~3回
2~3回
(超小型犬は3回が理想)
1~2回 2~3回
与える時間帯の例 朝・昼・夕・(夜) 朝・(昼)・夜 (朝)・夜 朝・(昼)・夜
多めでOK 基本はフードに書かれた給餌量でOK 様子を見ながら回数を増やし、量を減らす
与え方のポイント 4ヶ月位まではエサをふやかす 少量頻回がおすすめ しっかりと体重管理を 食べやすくする工夫を
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フード選びのポイント
(別記事へ飛びます)
子犬のフードの選び方 成犬のフードの選び方 シニア犬のフードの選び方

それでは詳細を見ていきましょう!

子犬(離乳後〜生後12ヶ月まで)の場合

子犬(離乳後〜生後12ヶ月まで)の場合

量について

子犬の時期は「成長期」ですので、表示量よりも少し多く与えても大丈夫です。

許容量以上になってしまうと下痢をするので、ウンチの様子をよく見てくださいね。

生後3~4ヶ月くらいまでは、お湯や犬用ミルクでエサをふやかして与えると良いでしょう。

時間・回数について

生後3ヶ月までは1日4回、6ヶ月までは1日3回が目安です。

それより多くなっても、多い分には構いません。

子犬は一回量を多く食べる事が出来ないのに消化が早いので、できるだけ1日に何回も餌を与える必要があります。

7ヶ月目位から朝、晩の1日2回に様子を見ながら減らしていきましょう。

与える時間帯としては

1日3回の場合・・・朝・昼・夕
1日4回の場合・・・朝・昼・夕・夜

が目安です。

何時頃という決まりは特にありませんので、1日4回なら、

1回目:6時~7時
2回目:12時~13時
3回目:17時~18時
4回目:22時頃

など、適度な間隔を開けて大体のリズムを作ってあげると良いですね。

注意したいこと

量の管理は骨格ができてから

よく、小さいチワワやティーカップサイズのトイプードルを販売しているお店では

「食べさせると大きくなってしまうので、あげるのはこの量だけにしてくださいね〜」

と食事制限を言われることもあるかもしれません。

これには断固反対です!

その子が大きくなるかどうかはもう遺伝子で決まっていますので、ご飯を多くあげたから身体が大きくなるといったことはありません。

人間だって、赤ちゃんの時期にたくさん食べたから背が大きくなった。というのはありえないですよね。

太らないように餌の量を管理するのは、骨格がきちんとできてきた7〜8か月以降で十分です。

フードの選び方にも注意が必要

ドライフードを食べられる場合は、子犬用のフードもしくは全対応しているフードを与えるべきでしょう。

子犬はこれからどんどん成長していくので、多くのタンパク質やエネルギーが必要です。

そのためにも、子犬の成長にきちんと対応できるフードの選択が必要です。

子犬向けのドッグフードの選び方はこちらの記事を参考にしてください。
パピー用ドッグフードの選び方とおすすめフード3選

小型犬の場合

小型犬の場合

近年、チワワやトイプードルは「3kg以下」のとても小さい子が多くなっています。

あまりにも小さい子は、長生きするために独自の食事プログラムを組む必要があると言えます。

量について

フードの量は、基本的には、袋に書いてある体重換算のグラム数であげてOKです。

体重 1日の給餌量(g)
3kg 35〜80g
5kg 75〜120g
10kg 90〜190g
15kg 110〜240g
20kg 135〜285g
30kg 200〜380g
40kg 270〜475g
40kg〜 360g〜

おすすめドッグフード「カナガン」の場合

フードによってカロリーや栄養成分の含有量が違うので、新しい餌に変更する場合は、必ず表示を確認して下さい。

一ヶ月ほどあげてみて「太った」or「痩せた」などで少しづつ量を調節すると良いでしょう。

計量カップで測る場合は、一度グラム数とカップのメモリがきちんと対応しているか確認してくださいね。

ちなみに、 パッケージ裏に書かれている体重別の給与量は、体型や運動量が標準的な、健康なワンちゃんに対しての給与量です。

愛犬が、肥満気味の場合や、妊娠中の場合などは、より詳細な給餌量の計算が必要になります。

こちらの記事を参考に適切な餌の量を計算してみてくださいね☟
犬の餌の回数や目安は?量や計算方法まとめ

時間・回数について

超小型犬の場合、一度に食べられる容量は少ないので、理想は1日3回で少量づつあげることがオススメです。

そのほうが胃腸への負担も軽いので、特に

・下痢をしやすい
・嘔吐をしやすい子

は少量頻回で餌をあげることで症状が良くなることもあります。

しかし、きちんと体重の安定した成犬であれば「基本的に1日2回(朝晩)の食事」でも構わないですし、ワンちゃんの体調やライフスタイルに合わせて考えてください。

カナガンについての詳細はコチラ。
人気ドッグフード・カナガンの評判と通販で購入した評価

注意したいこと

小型犬の子は食べ物にこだわりのある性格の子が多く、日によって食べたり食べなかったりすることも多々あります。

また、体が小さく、一回に食べられる量が少ないのですぐに消化してしまいます。

1日に1・2回のご飯ですと、一度に食べられる量が少ないので間の時間帯で空腹になってしまいます。

最悪の場合は血糖値が下がって「低血糖」という状態になってしまう危険性があります。

小型犬や子犬などの小さい子を飼う場合は特に注意が必要です!

低血糖の症状について【りか動物病院】

中〜大型犬の場合

中〜大型犬の場合

中型〜大型犬の場合は、運動量も考えてフードの量を調整しましょう。

特に、成犬になったら、きちんと体重管理をしていかないといけません。

成犬におすすめのドッグフードの選び方はこちらの記事をどうぞ♪
成犬におすすめのドッグフード6選!選び方の5つのポイント

量について

太り過ぎには注意が必要

量は基本的にはフードの袋に書いてある表記に沿って与えましょう。

太り気味の子やダイエット中の子は、フード以外の食材でかさまししてあげることも可能です。

中〜大型犬は太ってしまうと老後のお世話がとても大変になってしまうので、きちんと体重管理をしてあげましょう。

ダイエットにおすすめの餌ランキングはこちら

早食いにも注意を

早食いで噛まずに飲み込むことが多いのも中〜大型犬です。

早食いをしてしまうと、満腹感が得られず、エサをもっと欲しがる事もあります。

太りやすくなってしまうので、早食い防止のお皿などを取り入れるとよいでしょう。

獣医の卵が伝授!犬の早食い防止方法とおすすめ食器

時間・回数について

中〜大型犬は成犬になったら、1日2回(朝晩)が目安です。

獣医さんや、本によっては1日1回で十分と書かれているものもありますが、これも間違いではありません。

どちらが正解というのがありませんので、ワンちゃんそれぞれの体質に合わせてあげると良いでしょう。

個人的には、なんだか可愛そうなので(笑)1日2回をおすすめします。

注意したいこと

注意したいのは、以下の2つです。

  1. 大型犬は1歳頃までは成長期が続くということ
  2. ご飯をあげるタイミング

①大型犬は1~2歳頃までは成長期なので、袋の裏に書いてある給餌量よりも少し多めにご飯を与えても大丈夫です。

②ご飯をあげるタイミングは、朝晩どちらも散歩の後で、食後は運動をさせないように安静にさせておくことが大切です。

中〜大型犬は頻繁にお散歩に行きよく運動する事が多いです。

しかし、食後に激しく動いてしまうと、ご飯でいっぱいになった胃が膨れて捻れてしまう『胃拡張胃捻転』という症状になってしまい、死に至ることがあります。

この病気は決して珍しいものではないので食後は安静にしてあげましょう。

犬の胃拡張・胃捻転症候群について詳しくはこちら【ユウ動物病院】

老犬の場合

老犬の場合

シニア犬の場合、食が細くなってきたり、ボケてしまってご飯をばらまく・・・といったお話もよく耳にします。

ゆっくりでも良いので確実にご飯を食べてくれるように工夫しましょう!

餌の量について

ご飯の量は記載されているもので与えますが、あまり無理をして完食しなくても大丈夫です。

老犬の場合消化機能が低下してきているので、食欲が低下してしまいます。

お湯でふやかす、トッピングするなど、嗜好性を高めてあげたり食べやすくする工夫をするとよいですね。

シニアに合った消化・吸収しやすいドッグフードを選んであげるのもおすすめです。

シニア向けのフードの選び方はコチラ。
シニア用おすすめドッグフード3つ・切替時期と選ぶポイント

餌の時間・回数について

消化機能が低下しているので、1日2回もしくは1日3回のご飯をお勧めします。

シニアに突入すると、一度に食べられる量が減ってくる場合があります。

その際は、愛犬の様子を見ながら食事の回数を増やし、1回に与える量を減らしましょう。

注意したいこと

ボケて痴呆の症状が現れた場合、本人はご飯を食べたことを忘れてしまい、1日に何度もご飯を要求してくることがあります。

少しだけおやつを与えると満足することもありますが、痴呆の初期であれば進行を遅らせるお薬もありますし、あまりに酷い場合はお薬で緩和できることもあります。

少しでも気になる場合はかかりつけの獣医さんに相談してみましょう。

ご飯の時間は決めるべき?

ご飯の時間は決めるべき?

餌の時間を決めた方が良いの?という疑問をお持ちの飼い主さんも多いのではないでしょうか?

ごはんの時間に関しては「決めない」ことをおすすめします。

以下、ご飯の時間を決める事によるメリット・デメリットです。

餌の時間を決めるデメリット

・時間が来ると要求して吠える
・興奮などをするようになる
・時間に遅れた場合に、犬にとってストレスになる

餌の時間を決めるメリット

・ご飯の時間まできちんと待ってくれる
・他の人が与えても、時間であればきちんと理解し食べてくれる

アドバイス

私自身はきっちり何時!と時間は決めない方が良いかなと感じます。

毎日時間通りにご飯をあげることは難しいですし、人間の生活に支障も出てきます。

「散歩の後」「人間がご飯の時」など、エサをあげるタイミングが決まってくると思いますので、ワンコにもその程度の時間認識にしてもらいましょう!

まとめ

  • 犬種や月齢によってご飯の与え方は違う
  • 子犬と超小型犬は頻回給餌がおすすめ
  • 超小型犬は体重や体調で考え、無理な食事制限と低血糖に注意
  • 中型〜大型犬は1日2回が基本!散歩の後は安静に
  • 老犬は食べやすい工夫を
  • ご飯の時間は決めない方が良い!散歩の後、人のご飯の時など大体で

今回ご飯のあげ方について記載しましたがいかがだったでしょうか?

犬種・体重・月齢によって同じフードでも様々な与え方をした方が犬の成長にとって有益であると言えます。

ワンちゃんにとっては1日数回のご飯タイム。是非楽しいものにしてあげてください。

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